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こころの健康クリニック可部


診療科目 心療内科 精神科
郵便番号 731-0221
住所 広島県広島市安佐北区可部4丁目6-2 3F
電話番号 082-819-3553
最寄駅 JR可部線 河戸帆待駅 徒歩8分
駐車場 敷地内:14台
ホームページ http://www.cocorohealth.net/index.html



診療
時間
午前 9:00~
13:00
9:00~
13:00
9:00~
13:00
× 9:00~
13:00
9:00~
13:00
× ×
午後 14:30~
17:30
14:30~
17:30
14:30~
17:30
× 14:30~
17:30
× × ×
備考

特記事項 ※予約診療です

※学会出張による臨時休診があります


クリニックの詳細情報

代表者からのメッセージ







医師名:倉田 健一 先生 ( くらた けんいち 先生 )
【経歴等】
 ・愛媛大学 医学部医学科 卒業
 平成 9年 4月 広島大学医学部付属病院 精神科
 平成15年 4月 医療法人せのがわ 瀬野川病院
 平成18年 4月 広島市立安佐市民病院 神経科・精神科
 平成19年 4月 広島市立安佐市民病院 神経科・精神科 副部長
 平成21年 4月 こころの健康クリニック可部 開業
 ・広島県立総合福祉センター嘱託医
 ・広島文教女子大学非常勤講師   を兼務
【資格等】
 ・医学博士
 ・精神保健指定医
 ・精神保健判定医
 ・臨床研修医指導医
 ・日本精神神経学会 精神科専門医

病院・医院の詳細(病院・医院からのメッセージ)
【クリニックの特徴について教えて下さい】
  クリニックでは下記の症状のある患者さんに対応しています。
  特に依存症専門の医療機関は、全国的にみても極めて少ないのです。

  ・気分障害:うつ病、躁うつ病、気分変調症、適応障害 など
  ・統合失調症:妄想型、破瓜型、緊張型 など
  ・認知症:アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症 など
  ・不安障害:パニック障害、社会不安障害、不眠症 など
  ・依存症:アルコール、覚醒剤などの規制薬物、ギャンブル など
  
  まずは患者さんとの信頼関係を築くことが最も重要だと考えています。
 特に、初めてクリニックに来られた患者さんには十分な時間をとり、お話を
 お聞きすることにしています。 それぞれの患者さんに合った形でお話をお
 聞きし、『精神療法』や必要に応じては『薬物療法』を行います。 
  また心の状態に応じて正しい診断・治療のために、臨床心理士が心理検査
 を行うこともあります。 当初の症状が改善しても、その後に再発しやすい
 病気もありますので、将来的な予防も含めた治療を行っていきます。
  いずれも、きちんとした科学的根拠に基づいた最良の精神医療を提供して
 います。      

【クリニック全体の雰囲気が他にはない独特感があるように感じるのですが】
  患者さんがリラックスできる雰囲気がもっとも大切だと考えています。 
 そのための空間作りを目指しました。 籐や麻などを多く取り入れた備品
 や内装や照明など、アジアンテイストにしました。
  患者さんはドリンクコーナーでご自由にコーヒーが飲めますし、インター
 ネットも自由にお使いいただけます。 また『リラクゼ-ションカプセル』
 や『マッサージチェア-』もあり、心身共に十分にリラックスできます。

【うつ病について分かり易く教えていただけますか?】
  ゆううつな気分、何事にも興味がわかなかったり、喜びが感じられない等
 の状態がずっと続き、心だけでなく、身体的にも不調が出てくる病気です。
  仕事や家事、勉強など、本来の社会的機能がうまく働かなくなり、人との
 交際や趣味など、日常生活全般にも支障が生じてしまいます。
  うつ病の原因は一つに限られるものではありません。 強いストレスを受
 けたときや、生活環境の急激な変化がきっかけとなる場合もあります。 

【大学との共同研究をされているとお聞きしましたが】
 はいそうなんです。 当院では、京都大学および広島大学とのうつ病研究
 (SUND研究、FLATT研究)に参加しており、最適の抗うつ薬のコン
 ビネーション、再発予防の研究を行っています。 これらからの最新データ
 に基づいて、うつ病の治療を行っています。

【うつ病の最新治療法や今後の展開について教えていただけますか?】
  当院では、京都大学・広島大学との臨床共同研究を続けて、どのような
 患者さんにどの様な抗うつ薬が合うのか、また、再発予防に適切な因子は
 何なのかを解明しているのですが、今年海外論文として発表するSUND
 研究では、抗うつ薬であるSSRⅠ、SNRⅠの最適化を示すことができ
 ました。
  また、FLATT研究では薬物療法に加えて、スマートフォンを使って
 自分で1日10分間で出来る認知行動療法のアプリも開発し、とても有効
 なことを研究結果では示しています。
 臨床心理士のカウンセリングも必要なのですが、2~3年後にはスマート
 フォンを活用してうつ病治療が出来る時代になっていきますね。

【ⅠR推進法(別称:カジノ解禁法)について、ご意見をお聞かせください】
  最近、政府が前のめりになってすすめている法案ですが、依存症専門医と
 しての立場から意見させていただくと『大反対!』です。 理由としては、
 ギャンブル依存症の対策が全く出来ていないからです。 
  依存症専門医療施設も全国で20カ所あるかどうか、また依存症専門医も
 20~30名くらいしかいないのではないかと言われています。 そのこと
 もあり当院には、遠方からでも依存症治療を求める患者さんやそのご家族が
 たくさん来院されています。
  カジノへの入場料を上げれば依存症者数が減るというのは、依存症を全く
 理解していない素人の役人の考えであり、依存症というのは入場料のために
 は(窃盗など)であってもその衝動が止められないのです。 私も広島県の
 依存症対策の専門医として、ライフワークとしてこの問題に取り組んでいき
 たいと思っています。

【最後に一言お願いします】
  私は今まで、いわゆる大病院と言われる総合病院、精神科病院に精神科医
 として勤務してきました。 その間、多くの患者さんの心の健康状態を診て
 現在のストレス社会の負の側面を多く感じています。
  約20年間も続いた日本経済の停滞、少子高齢化、経済的問題がストレス
 の原因となる方も多く、将来に明るい展望を持ちにくい時代だと思います。
  現代社会が効率化されすぎてスピードと情報にあふれ、人間関係は稀薄に
 なり、自然から離れすぎた生活環境はストレスを感じて心の不調の原因にも
 なっています。

 21世紀は脳の世紀です。10年20年前と比べ、現在は心療内科、精神科
 医療の分野も日進月歩で治療方法が進んでいます。
  単なる不眠症に対する治療でも、患者さんによってさまざまなアプローチ
 の方法があります。 最新の知識をベースに、患者さんおひとりおひとりに
 適した診療を行うことで、地域の皆様のメンタルヘルス向上にお役に立てる
 よう努力致します。









 クリニックは可部小学校向かいの医療ビルにあり、駐車場も十分に確保されているので遠くからの受診でも問題ありません。 初めて伺ったとき、普通のクリニックを想像していたのですが、エレベータからおりると文中にもあるように『アジアの雰囲気』でした。 アジアのリゾートホテル的なイメージがぴったりかもしれません、派手さはなくて落ち着きます。

 ストレス社会という言葉はもう何十年も前から聞いていますが、今は大人だけではなく子供(それも小学生)までもがストレスを抱えているとのこと。 
 先生のお話にもあるように、成果主義をはじめとする効率やスピードの重視、ネット上のあふれすぎる情報やスマホ生活、これらが複雑に絡み合って心のバランスに影響が出てくるのでしょう。

 落ち着いた雰囲気のクリニック内で、写真からは分かり難いかも知れませんが、優しく穏やかな口調で話される倉田先生に、患者さんも安心して受診できると感じました。
 

<2018年 5月取材>

紹介者:永留 浩史